カマリン祭
12月8日(月)
この島の重要な行事である「聖母カマリン祭」が今年も盛大に執り行われた。
無原罪の聖マリアの祝日であるこの日はカマリン像と共に信者たちがアガニャ地域を巡礼する。
カマリン像の山車が花で飾られる。
ミサの後、カマリン像から祭壇から移される。
厳重なセキュリティのもと移動。

カマリーナたちが「サンタマリア」を歌い出迎える。
ここでカマリーナたちにきれいに整えられ冠を巡礼用の物と交換する。
巡礼用の山車に乗せられる。

人々の待つ、広場へ
大司教、司祭らも上部より見守る。

巡礼を待つ人々

教区や学校別に巡礼に参加する列。



巡礼が始まる。列の先頭
巡礼に参加する天使扮した子供たち。
巡礼の最後尾のカマリン像
カマリン像の後にアプロン大司教と司祭らが続く。

巡礼が終わると大聖堂に移されミサが行われる。
ミサの後信者たちがカマリン像に直接触れる事ができる。
カマリン像を祭壇に戻す準備。
再度カマリーナたちにより整えられ冠を交換。
再度厳重に祭壇に移動する。
祭壇の裏は通常限られた男性のみが立ち入ることができる。
カマリン像にキスをして扉が閉められる。

バシリカ大聖堂
1668年:サンビトレス神父がグアムに上陸。1699年に初めのカトリック教会が建てられた。
グアムにカトリックが布教されてから今年で339年目となる。当時の酋長キプアがサンビトレス司教に教会の土地を提供。カトリック信者となったキプア酋長の遺体は大聖堂内に安らかに眠っている。
現在のカテドラルが建築されるまでに台風の被害(1671年)や地震(1909年)また第二次世界大戦の爆弾投下(1945年)によって破壊されている。
大聖堂とは司教座のある聖堂または教区の母教会の意味。バシリカの名称は1985年、教皇ヨハネパウロ2世の訪問の後、教皇から特権を受けバシリカ大聖堂となる。
ショップ & ミュージアム
《ギフトショップ》
大聖堂の脇にあるギフトショップ。奇跡のメダルやルルドのロザリオ、また可愛い天使の置物などが注目商品。営業時間:月〜土(10:00-18:00)
《バシリカカフェ》
ギフトショップ入り口の小さなカフェ。
風味豊かなカリビアンスタイルのディッシュがメイン。ドリンクも豊富でトロピカルフルーツのスムージーはおすすめ。営業時間:月〜金(10:00-16:00)
《ナショナル・ミュージアム》9月21日にリニューアルオープン。
入館は予約制で通常は月〜金(8:30〜16:00)開館している。詳細はギフトショップにて問い合わせください。
その他
《ピゴ墓地》大聖堂よりマリンドライブを南下5分。
アニグアという町あるカトリック墓地。
日本の建設会社も携わり、2004年12月にリニューアルされた。入り口には9フィートのイエスキリストと12人の使徒の石像が立ち並び、夜には美しくライトアップされる。
《聖テレジアチャペル》2006年に建設された蒼いタイルの美しいチャペル。祭壇の聖テレジア像は美しい。
《チャンセリー》(教区所管)フィリピン湾が全貌できるアガニャの丘の上にある事務所。庭がきれいに手入れされており、カマリンの石像が海を見渡している。
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